むこログ-Vol.100-「10月外部研修に」
リハトレ武庫川ブログ-Vol.100-
リハトレ武庫川ブログも100回目の投稿となりました。最初の14回まで私が一人制作しておりましたが、いまは4人で隔週となりましたので私自身は36回目くらいの投稿になるでしょうか。多くの投稿の中で、皆さまの目についたものはございましたか?耳よりな情報やデイサービスでの情報を今後も発信できたらと思います。
昨今涼しく。。。寒くもなりまして、ヒートショックや低温やけど等の注意を現在行っております。入浴温度は何度?低温やけどになる温度はどれくらいから?などといったことを毎年クイズにしたりと聞いて頂き注意喚起させて頂いております。デイサービス内での話題は、他のスタッフのネタ温存にも、今回は遠慮させていただこうと思います。
なお、入浴温度は40~41度ほどがよいようです。それ以上、高い場合は副交感神経が働き、体温を下げる作用も大きく出てしまい、湯冷めの原因や、冷え性の要因にもなってしまいます。汗をいっぱいかくと、神経が興奮し、疲れてしまうんですね。温泉で、ぐったりあとで寝てしまうのもこの作用によるものであったりします。低温やけどは44度から危険となります。皆さん、注意しましょう。
さて、私事となりますが毎年10月前後はやたらと研修が多くあります。資格更新のCEUというような単位を取得する必要もありますし、多くの民間資格を持つと維持費が莫大になりますね…。柔道整復師の国家資格はそういったものがないので安心ですが、技術や情報のアップデートが更新によってしにくいというのは問題かもしれません。もっとも、多くの先生方は勉強会に各々参加されていらっしゃいますので、極一部の方のみかとは思います。
PHI PIlates Japan【公式】(@phipilates_japan)がシェアPHI Pilates FESTA2025のした投稿
中でも、一番大きなものがPHI Pilates Japan Festa 2025です。初回の2013年から参加させて頂いているピラティスの祭典です。私も資格を取得した当時は、そこまでメジャーではなかったピラティスですが、いまやブーム下ですね。ヨガと混合されたりすることもありますし、流派によりエクササイズのようなものであったり、大衆向けであったり、リハビリ向けであったりとします。PHIは、リハビリなどパーソナルトレーニングの色合いが強いものでした。なので、男性の方や、医療従事者のインストラクターが多かったですが、昨今ではブームに乗ってヨガのインストラクターから転身したり、ピラティスインストラクターとしてはじめたりという方が増えてきたように感じます。時代の流れ、でしょうかね。しかしながら、ピラティスメソッドを大事に、今後も資格を研鑽していきたいと思います。当施設の母体である高田接骨院でもパーソナルトレーニングを行っており、そちらで私もピラティスを用いての指導も行っております。興味がある方は、お問い合わせいただければと思います。
そんなピラティスの祭典で、朝から90分ほどのレッスンを受け、翌日全身筋肉痛のようになっていました。毎年、これに耐えられるように身体を鍛えるのが目標ですが、どうしてなかなか鍛えるほどトレーニング精度があがりきつくなるのがピラティスの性であります。しかしながら、ここや、他のセミナーで得たトレーニング知識やアップデートから、よりよい機能訓練を提供できたらと思います。
むこログ🍀豆知識「運ぶのは足か胴体(からだ)か?」
歩く指導のときに陥りやすいミスが、順序の逆転です。もっともそれが正しくなることもあるのですが、歩けなくなる原因がどこにあるのかを勘違いしてしまうことがあります。皆さんも言ってしまいませんか?「足をもっとあげて!」「足先が上がっていないからつまづいてしまう」「背筋をのばして!」などです。それ以外なにがあるの?という方も多いでしょう。正しいこともありますが、私が良くいうのは「まずはついている足を踏ん張って、地面を踏みしめて、潰せ!」あ、最後はたまにしか言いません。その時のノリです。足を上げるときに大事なのが、残っている足です。軸になる足です。いくら上げることをトレーニングしても、不安定さがあれば力の発揮はできません。姿勢が曲がっていてもこれは同様です。また、姿勢の曲がりも床を踏み込んだことによる床反力を用いて、身体を踏み起こすことが大事になってきます。そして、踏み込むことにより姿勢があがり、骨盤が上がり、躓きにくい姿勢となります。どうして、そうなるのかは今一度、皆さん自身でも考えてみましょう。あくまでこれは、治すための1つの方法ではあります。足が接地していても、ただ床に置いているだけにならないように立っていきましょう。


